知ってるようで知らない!日銀(日本銀行)とは?

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日銀(日本銀行)とは、日本の中央銀行のことをいいます。今回は日銀の構成や目的についてまとめました。

日銀の構成

日銀の最高意思決定機関のことを政策委員会といいます。政策委員会は、総裁、副総裁(2人)、審議委員(6人)の計9人で構成されます。

日銀の金融政策の目的

日銀の目的は「物価の安定」、「金融システムの安定」です。これは日本銀行法に基づいて定められています。

日銀の役割

日本銀行には主に3つの役割があります。「発券銀行」「政府の銀行」「銀行の銀行」です。

発券銀行

一番大きな役割です。「発券」とは、貨幣を発行することです。古くなった貨幣を回収し、新しく貨幣を発行しています。

その証拠に、私たちの使うお札には「日本銀行券」と書かれています。

政府の銀行

日本銀行は政府のお金を預かる役割も担っています。

つまり、政府は日本銀行に預金口座を持っています。

私たちが納税や年金の受け取りなどの政府とのお金のやり取りを行うとき、最終的には日銀にある政府の口座から決済されます。

銀行の銀行

最後に銀行の銀行としての役割です。

金融機関は日本銀行に預金口座を持っています。

私たちが自分の口座から他人の口座に振り込むとき、実際は日本銀行にある金融機関同士の口座でやり取りが行われています。

「日本銀行」の読み方は「ニッポンギンコウ」?「ニホンギンコウ」?

日本銀行は「ニッポンギンコウ」呼ぶのが日本銀行の慣習だそうです。お札の裏にも「NIPPON GINKO」と書かれています。

とはいえ、法的に定められているわけではないので、あくまで慣習でそう呼ばれていると思っておきましょう。

まとめ

今回は日銀の基本情報についてまとめました。あわせてヨーロッパ、アメリカの日銀に当たるECB(欧州中央銀行)FED(連邦準備制度)も読むとそれぞれの特徴が良く分かるのでおすすめです。

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