PMIとは
PMIは購買担当者景気指数ともいい、Purchasing Managers’s Indexの頭文字をとって名付けられています。
企業の購買担当者に景況感などをアンケート調査し、その結果を数値化したものです。
必ず値は0以上100以下になり、50を超えたら景気拡大、50を下回ったら景気後退と判断します。
ちなみにPMIというつづりですが、ポスト・マージャー・インテグレーション(Post Merger Integration)という全く別の用語を指すこともあります。紛らわしいですね。
PMIの計算方法
アンケート調査項目は、生産や新規受注、受注残、雇用、価格、購買数量などです。
これらの項目に対し、「良くなった」「同じ」「悪くなった」「分からない」という選択肢で企業に回答をしてもらいます。
そして、各項目に対して%を単位として、
(「良くなった」という回答の割合 – 「悪くなった」という回答の割合)÷2+50
という値を出します。
最後に各項目の重み付けをし、足し合わせることによって求まります。
PMIと為替の関係
一般に、次のような関係があります。
・PMI上昇→通貨買い
・PMI下落→通貨売り
PMIが上昇すると景気が良いとみなされ、インフレ圧力がかかり、金利の引き上げが想定され、通貨が買われます。
逆にPMIが下落するとリスクオフにより通貨が売られます。
まとめ
今回はPMIについて解説しました。他の経済指標も解説しているので気になった方は見てみてください。
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