レーザーテックとは
レーザーテック（Lasertec Corp.）は、横浜市に本社を置く半導体関連の装置を開発・製造する会社です。
売上の7割以上を半導体関連が占め、他にも液晶パネルの検査装置やサービス事業などを手掛けています。以下が主な事業です。
主な事業
・半導体関連装置
・FPD関連
・レーザー顕微鏡
用語解説：FPDとは？
フラットパネルディスプレイの略。薄型で画面が平面になっているディスプレイの総称。現代のテレビ、スマホ、ノートパソコン、PCディスプレイなどは全てFPDに分類される。
レーザーテックは2019年に世界で初めて「回路焼き付けに使うマスクを極端紫外線露光技術で検査する新型装置」を完成させました。半導体の微細化の競争は年々激しくなっており、この技術は5Gのスマホ向けの半導体の製造過程で必要不可欠なものとなっています。
（参考：レーザーテック社長、米インテルお墨付きは「マイルストーン」｜Bloomberg.co.jp）
また、2023年10月2日から日経平均株価の構成銘柄に採用されます。
レーザーテックの業績推移
2011から2022年までの売上の推移は次のようになっています。
（出典：NIPPONの数字）
順調に右肩上がりとなっていることがわかります。2023年6月の決算でも1528億円、最終益461億円と、ともに過去最高を記録しました。
レーザーテックの株価の推移
以下はレーザーテックの週足チャートです。
2021年末から右肩上がりでしたが、2022年に入ってから大きく下落しました。原因として景気後退への警戒、利益率の下落などが挙げられます。その後なんとか持ち直しヨコヨコの展開が続いています。
現在の株価
※上のチャートは米ドル表記です。
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